建築設計論U・同演習 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しており、
ここで提案されている案は全てフィクションです。
「集住の新たなかたち」

課題内容

 この課題は、私達が住まうところを得ると同時に、集って住まうことを、根本から考え直す課題である。従って、今の自分の中にあるこれまでの考え方を捨て、新たな考え方の上に立って建築を設計することによって、新たな集住のかたちを提案してもらうことを課題の目標としている。まず、私達は、自分のライフスタイルを実現させる住まい方を考えている。そして、様々なスタイルの住宅建築が多くの建築家によって提案されてきた。集住に対しては、これまで様々な提案はされてきたが、画一的なマンションや集合住宅が圧倒的に存在していて、決して最良の解を示していないのが現状で、私達には大きな課題として投げかけられている。そこで、私達が集って住む意味を改めて考え直し、新たな時代への提案を求める。次に、この課題はグループ課題とする。建築の設計は一人で行うことは少なく、様々な専門家と協働してプロジェクトを推進する。そこで、この課題では、グループで取り組み、チームワークを発揮して、課題内容の把握に始まり、調査から最終提案までを行い、一連の作業のスケジュール管理からプロジェクトマネージメント等も協働で進めることを重要視する。この課題は、コンペ内容を把握して課題に取り組んでもらい、設計競技に応募することを前提とするが、上記の2つの課題に答えられたものだけを応募作品とする。

K.Kumagai , K.Uchida , S.Honma
T.Notou , H.Kawafuku , H.Masuda
Y.Tanaka , S.Akita , Y.Masui
T.Kaneko , S.Shiono , K.Masuzawa
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