建築デザインU・同演習 
立体の分割

立方体を3分割し、3つの異なるヴォリュームをデザインする。独創的な分割方法及び造形デザインを求める。

立体物の塑形に慣れ親しむことと、多角的に検証・推察しながらデザインを進める力を養うことを目的とする。分断された立体を俯瞰で見た場合、それぞれ独立した立体造形物として認識される一方で、立体が切り離された瞬間、双方の切断面との間に思いもよらない空間が発生することもある。ここでは、どのような形態を伴って分割されるのか、立体的な想像力とアイディアが要求される。立体を操ることは、同時に空間もコントロールしているという点を、実践を通じて理解を深めて欲しい。

 #1 ベースとなる立方体の大きさは20cm×20cm×20cmとする。
 #2 分割された3つのヴォリュームは必ず元の立方体に戻すことができるものとする。
 #3 分割面は密着しなければならない。(分割した面と面の間に中空部分があってはならない)
 #4 着彩は自由。

D.Sato
S.Igarashi
R.Yamanaka
S.Kanamaru
H.Nagi
T.Fujishima
C.Nasu
A.Takei
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