建築デザインW・同演習 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。
スケールを考える
 美 し い 建 築 

課題主旨
 あなたは建築に感動したとき、どのような形容詞を使っているだろうか?
 美しい建築?素晴らしい建築?素敵な建築?きれいな建築?かっこいい建築?すごい建築?
 そう考えると、日本語には建築をほめる言葉が意外に少ないことに気がつくに違いない。
 
 この課題は、現在、私たちが建築を評価する指標にはどのようなものがあるのか?という疑問からスタートし、「美しい」という言葉を手がかりとして自分自身の建築設計における評価軸を探求し、新しく再編することを目的とするものである。  自分にとって「美しい」建築とは何か?「建築の美しさ」とは何か?そして「美しくない建築」とは何か?を考えることによって、設計する行為とは何か?その判断基準とは何か?を自分にそして他者に問いかけてほしい。  最終的に作るものは小さな住宅とするが、その住宅には、美しい生活が、美しいプランが、美しいディテールが、美しい光が、美しい色があるかもしれない。現代的な表現を用いて、あなたにとっての「美しい建築」を作り出して欲しい。

敷地条件
  自由
設計条件
  あなたにとって「美しい」と思う建築的指標によって小住宅が設計されていること
構造形式
  自由
建築規模
  床面積 60u程度
必要諸室
  一人の人間のために使われる住空間であること
  住宅として成立する機能を満たしていること(他に依存しない)

N.Tejima
H.Ito
T.Watanabe
Y.Sasaki
T.Kobayashi
T.Nakanishi
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