■目的
秋学期の建築デザインⅡ・同演習を通じて学んできたことの集大成として、初めて「機能」を持っている建築空間を考え、デザインする課題とします。建築は、芸術作品の造形と異なって、人間とかかわる機能を持つために様々な制約があります。そこで、自分なりに、建築として求められる機能を分析しながら、自由な発想で課題の条件にあった建築を構想し、具体的な空間を構築し、表現することが求められます。また、思考作業を通じて、新たに自分の「建築」に取り組むスタンスを再確認し、今後の設計への足がかりを習得することを目的とする。
■課題概要
平塚市は、湘南を代表する松林と砂浜を備えた海岸部などすばらしい環境を備えている。ここでは、ビーチバレーを始めとして各種のビーチスポーツが盛んで、日本を代表するメッカとしても有名である。
そこで、全国有数のビーチスポーツのメッカとして、海岸の一画に海の家「ビーチハウス」を設計することを課題とする。規模、高さ、構造、必要機能等は自由とし、自らの体験を活かしつつ、新しい自由な形態や機能を想像し、提案する。
■施設規模
施設規模：１００㎡以上とする
主要諸室：休憩スペース、更衣室、トイレ等、自由な機能を提案する。 |
