建築デザインV・同演習 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。
Table Public
都市のポケットスペース
課題概要
 1970年代、アメリカの都市部を中心に、ポケットパークという建築概念が生まれ、たくさんつくられていった。それは単に都市の中の小さな公園(都市の中の自然)ではなく、都市で活動している人を対象に休息、ランチなど、さまざまにリラックスできる場所であった。そこでは、平日はオフィスマンたちが、休日は観光客やファミリーが自由に利用していた。住宅の中でテーブルの周りに人が集まるように、都市の中でテーブルの周りに人が集まるようなスペースであった。アメリカでは現在でも、ポケットパークは役割を果たしています。日本では残念ながらその概念は生育せず、公園という建築用語の中に括られています。むしろ、スターバックスなどのカフェがその役割を担っているようです。
 みなとみらいや大桟橋客船ターミナルなど、新しい建築、レンガ倉庫や官公庁などの歴史的建築、中華街、元町商店街など、さまざまな都市機能がコンパクトなエリアに混在している横浜に、あなたたちが考える新しい都市のポケットスペースを提案してください。そこでは平日はオフィスマンが、休日は観光客やファミリーがたくさん来る集まる、都市の中のテーブルのようなスペースを想い描いてください


敷 地 横浜

敷地面積 
1350u(1354.14u)

用途地域 
商業地域

建蔽率
 80%

容積率 700%

建物条件 斜線制限・最高高さ・階数・地下利用・構造:制限なし

機 能  カフェやレストランなどを設ける(キッチン・倉庫を適宜設ける
     雨天時も利用できる客席100席程度、オープンな客席は設定自由。
     都市のランドマークとなるように、人を集めるための機能を提案してください。
     (ギャラリー・イベントスペース・シネマ・アンテナショップなど)
A.Naito
H.Kojima
S.Mineo
K.Maruyama
A.Kodama
R.Kitazawa
R.Kaneko
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