建築デザインV・同演習 |
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。 |
目黒川ギャラリー Gallery located at Meguro riverside |
課題内容 東京は変貌を続ける街である。10年もすると街並み自体が変わっていることも珍しくない。昔は抜け道としてしか価値のなかったところが、今や○○通りなんて名称がついて様変わりしている。面白いのはこれらの街並みの変化は行政主体ではなく、民間デベロッパーや個人規模のアパレル・カフェなどの影響だったりすることである。街は点から線、面から界隈へと変化し続けている。 ここでは商業施設、工場、住宅等が混在する典型的都市部にギャラリー付住宅を設計する。敷地周辺は都市部でありながら川や桜並木に接する恵まれた環境である。建築という行為の背景には様々な与条件が存在するが、ここではまず敷地周辺のコンテクストの読み取りが設計上の大きなテーマとなる。周辺環境の変化や住人の生活の変化(ライフサイクル)にも柔軟に対応できる計画を可能な限り求めたい。そしてこの界隈がより素晴らしい街並みとなるきっかけとして特色ある建築空間を提案して欲しい。 敷 地 ・目黒区の角地(135u : 9m×15m) 南側に川を挟んだ桜並木あり 建蔽率 70% 容積率 200% その他 斜線制限なし、最高高さ10M、階数、構造制限なし(地下は1階まで) 住 人 ギャラリーを経営する夫婦(40歳)子供2人(10歳男、15歳女)駐車場1台 ギャラリーの性格や運営方法、ギャラリーと住宅との関係等は各自で設定。 ただしギャラリーは不特定多数の人の出入りがあることを考慮すること。 住宅部分については住人の生活スタイルを各自設定の上プログラムすること。 |