建築設計V 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。
Aoyama International Lifelong Learning Center
青山国際生涯学習センター
課題内容
高年齢化社会を迎え、生涯教育に対する意識が高まっている。教育機関も社会のニーズに応えるべく様々に変容を強いられているといってよい。社会人を対象とした大学院講座やビジネススクールの開設、自治体による各種技術・文化講座の開設、工房や練習施設の拡充などもこういった動きの中に含まれるだろう。
こういった現実を踏まえたうえで、これからの都心居住をサポートする生涯学習施設を、国際的な地区である港区青山に設計して欲しい。コミュニティーセンターであり、教育施設でもあり、展示スペースでもあり、集会スペースでもあるような、国際交流拠点となる生涯学習施設の提案を期待する。

港区の人口は159,246人(平成13年)。世帯数は、84,419世帯。外国人登録人口は、15,701人(約9%)
登録のある国籍は約110カ国。上位の5カ国の人で登録者全体の70%を占め、欧米系の国籍者が比較的多い。

 ・敷地     
東京都港区北青山5-2-6(表参道駅下車数分)
           Helzog&deMueron(2001年度プリッカー賞受賞建築家)設計のpradaビル敷地(建設中)
 ・敷地面積  
945u
 ・用途地域  
第2種中高層住居専用地域・第2種住居地域・準防火地域
 ・容積率    
300%
 ・建蔽率    
70%(角地含)
 ・集団規定  
道路斜線 1.5A (Aは、前面道路の反対側境界線までの水平距離)緩和規定あり。
 ・設計条件  延床面積 :容積率の範囲内。
           高さ    :31m以下とする。隣地斜線は考慮しなくてもいい。
          
構造形式 :S造、RC造、SRC造など
             必要諸室 :生涯学習施設のプログラムをインターネットなどで調べ、必要諸室を設定。
                  学習室、体育室などの障害教育施設以外に区窓口、区民ギャラリー・図書室を併設、
                  100〜150名収容できる小ホールを設ける。
                  駐車スペースは別途に設けるものとする。
                  搬入口・夜間出入り口などの管理側出入り口を設けること。
                  機械室の面積を10%確保すること。
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