建築デザインW・同演習 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。
Church as a public space
商業と住宅のエッジに建つ公共空間としての教会
課題概要
 建築の設計において、public(公共)は欠かせない概念の一つである。社会生活を行う上において無意識で使用している施設全てにpublic(公共)は存在している。
 この課題は、住宅地と商業地が微妙に入り交じった場所である、神宮前の外苑西通り(キラー通り)に面する敷地を選び、公共とは何かを考え、理解することを目的としたものである。
 プログラムは、敷地に隣接する原宿教会の建て替え+公共スペースとしての付帯施設とする。
 都市部における教会の意味、そしてそこに付加される公共スペースのプログラムには何が相応しいか?
 こういったことを考えることで、public(公共)に迫ってほしいと思う。
 なお付属するプログラムとして、大規模なカフェやレストラン、休憩スペース等は対象外とする。

敷地
 東京都渋谷区神宮前3−42−1
 現原宿幼稚園敷地周辺

建築条件
 
・施設は、教会(200席程度)+提案機能とする。
   提案機能には、幼稚園・ギャラリー・地域コミュニティースペース等が想定されるが、自由に発想して欲しい。
   但し、大規模なカフェやレストラン、休憩スペースは不可とする。
  ・総延床面積は、1000u程度とする。
  ・階数、構造は自由。地下可能。
  ・駐車スペースは設けなくとも良い。
    但し、メンテナンス、搬入などの経路は必ず考慮すること。
  ・延床面積の7%前後の機械室を設けること。
  ・管理、サービスのスペース、動線の確保に注意すること。
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