建築デザインW・同演習 
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。
Live on -寄生する-
建築に寄生する空間
live 《動》(自)
 [+on+《(代)名》] [・・・を]常食に生きていく、常食とする
 [+《前》+《(代)名》] [・・・で、・・・に頼って]暮らしを立てていく [on,off,by]
 ・〜on a small income ささやかな収入で生活を送る
 ・〜on[off] one's wife('s earnings) 妻の稼ぎで暮らす

課題概要
 既存する建築、構造物に寄生する、あるアクティビティーを持った小さな空間を作る。例えば、ビルの屋上、ビルの壁面、駅、橋の下、住宅、地下といった都市の隙間を探し、その場所に相応しい機能を持った空間を提案してほしい。
そのとき、その小さな空間はどう寄生するのだろう。何のために、誰のために、何をするのだろう?
そしてそのデザインは、寄生される建築や構造物とどういう関係を持つのだろうか?
 今、都市において建築は飽和状態にある。新しく建築をつくるには既存のものを壊さねばならない。建築のリサイクルやリニューアルは、都市における建築構築方法の一つとなり、これからますます一般化していくに違いない。こういった「都市のリサイクル」を新しい視点で考え、小さな環境建築として表現する課題である。

敷地条件
 自分の選んだ建築、構造物に各自場所を設定する

建築条件
 
アクティビティーを持つ空間(建築)であること。構造自由。

建築規模

 延床面積 30〜50u程度

施設内容
 新しいアクティビティーを発生させるために必要な機能を含むこと
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