建築設計U |
注:本課題は大学の授業の一環として実際の敷地を想定して出題しております。 |
Renovate Warehouse to Coffee shop 蔵を再生させるコーヒーショップ |
課題内容 建築を設計する上においてスケールを理解することは大変重要な行為の一つである。 私たちの身体寸法を理解し創造した空間に相応しいスケールを与えることで、 始めて建築は空間としての力を得ることが可能となる。 今回の課題は、実際の敷地を想定し、そこに小さな建築をスケール感覚を意識しつつ 設計を行うことによって、私たちの身体と空間の関係性を理解し、 またそれを図面、模型として正しく表現することを目的としている。 今まで学んだ建築的思考をベースとした上で、よりリアルな建築空間を提案、設計してほしい。 ・課題主旨 ファーストフード店により既存の蔵を活性化・再生させる方法を考える課題である。 普段自分がファーストフード店を利用しているときに感じている 「こうしたらもっと人に利用されるんじゃないか、気にいられるんじゃないか」 という感覚を、大切にじっくり考えてほしい。 同時に、店舗の動線計画、スケール、家具、什器、調理器具など、 ファーストフード店を運営する上で必要なもの全てについて、 自分の部屋にあるもののように感覚的に把握してデザインできることを目的としたい。 ・敷地 箱根板橋 ・設計条件 1 既存の蔵が再生するように新築の建築を設計する。再生の方法は自由。 2 施設機能はファーストフード店でコーヒーショップとする。 スターバックス、ドトールコーヒー等、どの形式をとっているのかを、動線・家具・調理器具の配置で表現すること。 3 店舗面積は50uとする。 4 階数・構造は自由。 5 小さな厨房、食料品倉庫兼従業員更衣室、客用トイレを設ける。 6 駐車スペースは設けなくとも良い。但し、搬入などのサービス動線は必ず考慮する。 7 蔵の内部にコーヒーショップを設けてはならない。席を設けることは可。 8 その他蔵の利用法について自由に提案をすること。 |